HOBBY THE TOMY

ドライバーの操作をマシンに伝える送信機(プロポ)

ドライバーの意思を電波に変えて発信する

プロポすでにラジコンを楽しんでいる人は、送信機のことを「プロポ」と呼ぶケースが多い。だが、これは厳密に言うと正しくはない。もちろん、送信機がプロポの一部であるのは間違いないが、実際には、送受信機やサーボなどをまとめたシステム全体が「プロポーショナル・システム」であり、プロポとはこの略称となる。
ちなみにプロポーショナルとは「比例した」を意味し、ドライバーの操作に対して比例した反応をすることからこう呼ばれる。トイラジでは比例制御を採用していないことも多く、この場合、操作に対する車体側の滑らかな反応が得られない。

代表的な送信機は「ホイラー」と「スティック」の2タイプ

送信機のスタイルは大別して2タイプ。日本でメジャーなのは上のホイラータイプだが、歴史は下のスティックタイプの方が長く、航空R/Cモデルなどでは現代でもスティックが使用される。これは輝北的にステアリングとアクセルの2チャンネルだけで操作できるR/Cカーに対し、R/Cプレーンではより多くのチャンネルが必要となるため。

ホイラーとスティック、速さに優劣はあるのか!?

現在、世界のカー用プロポのシェアは圧倒的にホイラー型が多い。それは日本でも同様で、主流は完全にホイラー型だ。だが、世界にはスティック使いも存在し、特にイギリスではスティックを使用するドライバーが多数を占めている。過去の世界チャンピオン獲得者にはスティック派が多いが、これは特定のドライバーの勝率が高いためで、送信機のスタイルがレース成績に直接影響することはないといえる。







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